2005-06-19 21:18:26

秋の花火 篠田節子 [ 書評 ]

秋の花火

文藝春秋
篠田 節子

このアイテムの詳細を見る

5編の作品集。いろいろな出会いがあって、それぞれの愛情の表現がある。
表題の作品もつながったような切れてしまったような。そんな曖昧な状態。
けれど心の奥は…。

当たりだという感じもなく、可も無く不可も無く。それが一番の感想かな。
でも最初のお話『観覧車』は好きだと思った。篠田さんらしいと思う。
私は、篠田さんの作品ではこういう恋愛ものではなくSFっぽいものが好きだなあ。やっぱり。
もっとドキドキできるから。

Posted by ginniro at 2005-06-19 21:18:26 | コメント(0) | Trackback(0)

2005-06-18 21:17:18

BG、あるいは死せるカイニス 石持浅海 [ Weblog ]

BG、あるいは死せるカイニス

東京創元社
石持 浅海

このアイテムの詳細を見る

優子さんが殺された。私の姉であり、全校生徒の憧れの人。けれど、その殺され方には不審な点があった。私は自分のためにもこの犯人を探さなければ…。
全人類は生まれたときは女性で経産婦が男性へと性転換をする。そんな世界で起こった事件を追う。

変。ミステリーとして書かれている。けれどミステリー?的な世界だし。
BGとは何なのか?読み進めるとどんどん引き込まれていきます。この世界の設定がけっこう面白いと思う。
世界観がわかるまではちょっと苦手だったけれど、読み進めると展開が速い。
ちょっと飛躍しすぎたりという部分もあるけれど、おおむね面白いと思う。

Posted by ginniro at 2005-06-18 21:17:18 | コメント(0) | Trackback(0)

2005-06-18 21:10:47

愛逢い月 篠田節子 [ Weblog ]

愛逢い月

集英社
篠田 節子

このアイテムの詳細を見る

ちょっとしたすれ違いや、ずっと心に秘めた恋。恋だったり愛だったりするけれどもう元にはもどらない…。
あとはゆっくりと崩れていくだけ…。
短編集。

なんともはや。久しぶりに図書館でまだ読んでいない篠田さんの作品を見たので、借りてみました。
こう、男と女が違う立場にいるからどうしても最後まで同じ心ではいられないんですよね。
すごく寂しい。でも新しく始める予感もある。いろんな終わり方がありました。ちょっと刺さる感じもするかな。でも、どちらかというと熟しきった果物。

Posted by ginniro at 2005-06-18 21:10:47 | コメント(0) | Trackback(0)

2005-06-15 06:42:05

ジュリエット 伊島りすと [ 書評 ]

ジュリエット

角川書店
伊島 りすと

このアイテムの詳細を見る

水字貝を採ったことから始まった。いやもっと以前から始まっていて、引き金になっただけだ。水字貝の貝殻を子供が欲しがったために中身を抜いてもらった健次は『魂抜け』を子供たちと見てしまう。見てはいけないと言われていたのに…。
そして新しく始めた廃棄されたゴルフ場の管理人の仕事。そこで遭遇する不可思議な現象。これから健次と子供たちはどうなっていくのだろうか…。
第8回日本ホラー小説大賞受賞作

ホラーというほどのことはないと思いました。ごめんなさい。だから何?って思った。確かに怖いと思う。自分の罪や忘れたはずのものと向き合わなければいけなくなるのは。けれどすごく淡々と話が流れていくようなきがします。
なんというかやさしい話。

Posted by ginniro at 2005-06-15 06:42:05 | コメント(0) | Trackback(0)

2005-06-11 21:21:23

聖なる血 竜の黙示録 篠田真由美 [ 書評 ]

聖なる血―竜の黙示録

祥伝社
篠田 真由美

このアイテムの詳細を見る

神の子であるイエス・キリストから血と哀れみをうけた今は龍緋比古と名乗る吸血鬼。彼の体をめぐる血を求めてさまざまな魔物が襲いかかる。そして今度はヴァチカンまでもが彼の命を狙ってある物を日本へと送り込む。
透子は龍の危機を救うことができるのだろうか。そして本当の敵とは一体何者なのだろうか。

シリーズものです。なんだか読んでしまうんです。ワクワクしました。
以前のものに比べると格段に面白くなってます。こう血が通い始めたという感じがします。
これから目がはなせなくなりそうな気がしますね。
龍、ちょっと情けないぞって思うときがけっこうあるのですが、透子の気丈さがすこしきついかな。あまり書くとネタばれすぎそうなきがするので、これ以上はやめておきます(笑)。

Posted by ginniro at 2005-06-11 21:21:23 | コメント(0) | Trackback(0)

2005-06-10 22:23:54

観覧車 柴田よしき [ 書評 ]

観覧車―恋愛ミステリー

祥伝社
柴田 よしき

このアイテムの詳細を見る

失踪した夫が帰ってきたとき、居場所がないと困るから…、そんな理由ではじめた探偵業。ある日同じく失踪した夫を探してほしいとの依頼が舞い込み、唯は調査を始めるが…。
悲しくてやりきれない恋愛ミステリー?

なんだか宙ぶらりんです。ミステリーとも言えない。恋愛ともちょっと遠い。なんとも形容のしようがありません。
ただ、孤独なのかな?待つことに慣れてしまった心の痛さ。唯がただただ痛かった。そんなに頑張らなくても…。でも、どこかしらわかる気もしました。なんていったらいいかな…、待つことで終わりを先延ばしにしながら傷つくのを隠している感じ。
まあ、続編がでればいいなという程度かな。

Posted by ginniro at 2005-06-10 22:23:54 | コメント(0) | Trackback(0)

2005-06-07 07:26:45

ダヴィンチ・コード下 ダン・ブラウン [ 書評 ]

ダ・ヴィンチ・コード (下)

角川書店
ダン・ブラウン, 越前 敏弥

このアイテムの詳細を見る

彼らはイギリスへと向かう。そしてそれを追うものたちも一緒に。秘密結社の残した遺産をめぐって謎を解く。
だが、意外な人物がこの事件にはかかわっていたのだ。
そしてキリスト教に隠された謎とはなにか?

案外すっきりと読み終えてしまいました。まあ、面白いほうだとは思いますが、これが流行った理由がわからん。こういう解き方もできるよ。っていうのはわかるし、そうであったら面白いんだろうなとも思うけれど。
あまりキリスト教に自体に興味がないからかもしれませんが。
普通のミステリーとしてはまあまあ。

Posted by ginniro at 2005-06-07 07:26:45 | コメント(0) | Trackback(0)

2005-06-06 08:24:33

ダヴィンチ・コード上 ダン・ブラウン [ 書評 ]

ダ・ヴィンチ・コード (上)角川書店ダン・ブラウン, 越前 敏弥このアイテムの詳細を見る

ルーブル美術館で人が殺された。ただ殺されたというだけでなく、死体は奇妙な格好をとらされていた。だが、これは殺人者がしたことではなく、被害者が自らの意思でしたというのだ。
ローバート・ラングドンはその事件に巻き込まれてしまう。だが、その死体にかけられた謎を解いていくうちに、驚くべき事実が浮かび上がってくる。
それはキリスト教の秘密結社がかたくなに守り続けてきた秘密そのもののありかだった。

以前テレビで取り上げられて、すごく流行ったようです。作品としては、翻訳にありがちな匂いのする本(笑)。謎ときですね。思っていた本と少し違ったというのが本音です。
少し軽い学術書みたいなものかな?っておもっていたらミステリーになるのかな?簡単に読めます。面白いと思います。流して読むには(笑)。
下巻に突入したいと思います。

Posted by ginniro at 2005-06-06 08:24:33 | コメント(0) | Trackback(0)

2005-06-03 23:17:36

そのときは彼によろしく 市川拓司 [ 書評 ]

そのときは彼によろしく

小学館
市川 拓司

このアイテムの詳細を見る

どこかでつながっている。それは夢のなか?それとも遠い記憶の世界なのだろうか?
中学生のときに出会った僕の友達。忘れることができない、かけがえのない親友。かれらときっとどこかでつながっているんだ。
アクアプランツのショップを開く僕はある日アルバイト希望の美しい女の人と出会う。彼女に何か心惹かれるものがある。それはその美しさではなくて…。
そして回りはじめる世界。僕を触媒としていろんなことが動くんだ。

この人の違う本を薦めてもらったのですが、それが手に入らないので他の本を先に読んでいます。
透明なお話。この表題のセリフの主を探しました。自分では一応見つけたつもりですが。
加納朋子さんの小説とどことなく似ているんだなと思いました。
すごくじんとくるシーンもあります。軽いです。すらすら読めます。軽いけれど水のようにしみわたっていく感じです。終わりがよすぎるよ(笑)。
けれどちょっとほっとしたい人にオススメです。

Posted by ginniro at 2005-06-03 23:17:36 | コメント(0) | Trackback(0)

2005-06-03 23:09:56

ICO霧の城 宮部みゆき [ 書評 ]

ICO -霧の城-

講談社
宮部 みゆき

このアイテムの詳細を見る

僕が君を守るから。角の生えた贄の少年イコ。かれは霧の城で少女をみつけ助けることにした。勇気を振り絞りこの城を出ようとがんばる。けれど少女にはある魔法がかけられていた。
彼女はどうしてこの城にいたのか?今までの贄の子供たちはどうなったのか?
そしてイコは?
霧の城の謎と意味は?

プレイステーションのソフトで同名のものがありました。ゲームが先だそうです。私はゲームをしていないので、この小説がすべてなのですが。
ゲームをしていないとわからないということはありませんでした。面白いです。軽くて読みやすいし。
ゲームがあるとか思わずに普通に一つの作品として面白かったです。

Posted by ginniro at 2005-06-03 23:09:56 | コメント(2) | Trackback(0)