2007-03-27 22:04:34

とげ 山本 甲士 [ 作者 や ]

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主人公は市役所の市民相談室の主査。早い話がクレーム処理係みたいなもの。いろんなクレームが寄せられてその対応に追われる日々。しかも役所はどこも横の連携もないし、面倒臭がって結局ぜ〜んぶ主人公にお鉢がまわってくる。上司は汚職で逮捕され、妻は飲酒運転で事故をおこすわもう大変。

ささくれだつねえ。心が。人のクレームばっかりとってるとなんだか自分が嫌になりそう。前に読んだかびもそうだったけれど、読み進めるのが辛い。でも読んじゃう。2時間ドラマだ(笑)。なんかこう止められないんだよ。あの、痛いってわかってるけど虫歯を舌で押すような、かさぶたを自分ではがすような。そんな感じ。

Posted by ginniro at 2007-03-27 22:04:34 | コメント(0) | Trackback(0)

2007-03-27 21:57:51

かび 山本 甲士 [ 作者 や ]

醇I

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醇H±±遵`

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ささいなことで壊れてしまう生活。過労がたたって脳梗塞で倒れた旦那。はじめはちょっとしたひっかかりだったが、それがどんどん心を侵食していく。思うようにはならない生活。会社は切り捨てようとするし…。でもそんな逆境から強くなる主人公の主婦。逆襲のはじまりだ。

読み進めていくのは面白かった。そう、2時間ドラマを見ているようで。本当に些細なこと。普段生活していて思うことがいっぱい書かれていて、すごく引きこまれていく。けれどエスカレートしていく主人公には怖いと思った。すごく怖くなった。でも、止められない。どきどきして、まるで自分がこれらをやってしまったような気持ちになる。2時間ドラマよりもあとをひくかも。

Posted by ginniro at 2007-03-27 21:57:51 | コメント(0) | Trackback(0)

2006-04-26 22:23:04

イノセンス After The Long Goodbye 山田 正紀 [ 作者 や ]

イノセンス After The Long Goodbye

徳間書店
山田 正紀

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素子も消えてしまった今、バトーの心のよりどころは愛犬のガブだった。
けれどそのガブも消えてしまう。バトーはガブをその手にもう一度抱くことができるのだろうか?
ブリーダーと呼ばれるテロリスト。その正体とは?
そして何故ガブは見つからない?
ゴーストとソウル、そして喪失感、全体をとおして寂しかった。
押井守監督の『イノセンス』よりも少し前の話。

結果的に、面白くない。
面白くないと言い切るのもどうかと思うけれど…。
寂しさで満ち溢れている。それが面白くないわけではない。
ただ、『神狩り2』となにか似ている気がする。ブリーダーも人形遣いを彷彿とさせるし。
攻殻機動隊のバトーではない感じ。別物として捉えるほうがいいかも。
きっと私が攻殻が好きだから違和感を感じるのかもしれない。
イノセンスのバトーとはちゃんとかぶるしなあ。
でも、なんか駄目でした。

Posted by ginniro at 2006-04-26 22:23:04 | コメント(0) | Trackback(0)

2006-03-30 20:37:44

月に呼ばれて海より如来る 夢枕 獏 [ 作者 や ]

月に呼ばれて海より如来る

徳間書店
夢枕 獏

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ヒマラヤでまだ未踏峰の山へ登る。けれど天気は最悪で自分の命すら危なくなっている。
この山が未踏峰な訳はこれが信仰の山であるから。ではこの雪は神の怒りなのだろうか?そして山頂にあったものは…。
不思議な経験をした麻生は仲間と自分の手足の指を何本か失い帰国する。だが
その体にしみついた何かを求める心は収まりを見せない。

面白いけれど、中途半端。続編を探したいけれど、出てるのだろうか?
う〜ん、『上弦の月を食べる獅子』に通じると思う。
一気に読んだけれど、消化不良です。

Posted by ginniro at 2006-03-30 20:37:44 | コメント(0) | Trackback(0)

2006-03-30 20:29:54

陰陽師 生成り姫 夢枕 獏 [ 作者 や ]

陰陽師 生成り姫

朝日新聞社
夢枕 獏

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清明と博雅、二人が交わす会話はしみじみとしている。
人を恋しく思うあまり鬼になろうとしてしまう。けれど一方の心はその苦しみから助けて欲しいと願いつつ…。
人でいることもかなわず、鬼になりきることもできない苦しい状態。
それをうけてとめる博雅の優しさ。いっそ鬼になったほうが楽になれるのに。
苦しいだろうな。辛いだろうな。悲しいだろうな。
清明よりも博雅に注目してしまう一冊。

Posted by ginniro at 2006-03-30 20:29:54 | コメント(0) | Trackback(0)

2006-03-12 20:45:29

沙門空海唐の国にて鬼と宴す1〜4  夢枕獏 [ 作者 や ]

沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ1

徳間書店
夢枕 獏

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遣唐使として唐の都へ向かった空海。彼の密教を持ち帰るまでの物語。
と書くとなんだか長ったらしいのですが、密を得るまでに遭遇した怪事件とでもいいましょうか。
面白かったです。
でも、ちょっと陰陽師とかぶるかも、キャラクターが。
読み物的には十分面白かったです。

Posted by ginniro at 2006-03-12 20:45:29 | コメント(0) | Trackback(0)