2007-04-13 21:17:53
夏の魔法 本岡類 [ 作者 ま ]
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突然幼いときに別れた息子が牧場へ来ることになった。父親としてはおおいに戸惑うことで。しかも来た息子はもう自分とは別の人種かと思ってしまうような「いまどきの若者」。いや、これは息子だけなのかもしれない。父親が戸惑いながらも接する「息子」とは。微妙な距離感がすごく生々しい。お互いに上手く接することが出来ずに自分の価値観を貫こうとしてしまう。でも、この若者の心理ってけっこう当たってそう。それでも変わっていく息子は、みていてイライラしつつも手を差し伸べたくなる危うさをはらんでいる。父親から見た息子、息子の心理、すごく上手に書かれていると思う。そんなに大きな山場がなくても、読み進めるのがとても楽しい。するすると読める。いい本だと思う。
2007-02-10 15:09:40
都市空間の怪異 宮田登 [ 作者 ま ]
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妖怪はどこへ行ったのだろうか?昔なら山道であったりちょっとした暗闇であったりしたのだが…。今は居なくなったのか?いや出没するという噂はまだひそやかに語り継がれている。その場所を考察してみると…。
民俗学の立場から考えた妖怪。妖怪そのものというよりはそれが発生した場所という考え方かな。
入門書として読むのは面白い。けれど惜しいのは作者が他界していること。すこし尻切れトンボ的に思う。
2007-02-03 09:38:03
血液魚雷 町田登志夫 [ 作者 ま ]
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とある病院に運び込まれた若い女性。心筋梗塞だと思われカテーテルでの処置を施される。しかしその女性の夫はとある大学の医師で検査に立ち会った放射線科医・石原祥子の昔の恋人だった。だがその検査の最中、おかしなものを発見する。
そしてアシモフと呼ばれる血管内を投影する最新の機械を使っての検査へと切り替わる…。
おこるはずのない事態。だれもが首をかしげそれを追おうとするが…。血管内にいたものとは?
なかなか。うん。面白い。以前読んだ作者のものよりずっといい。
こういう方がむいてるんじゃなかろうか(笑)。
こちつは何?ってず〜っとおもいました。結果が結果だけど(笑)。
人間関係よりもこいつを追い詰めようとするのが面白いよ。けっこうすんなりと読める本です。
2006-05-31 20:56:30
D-LIVE!! 14 皆川 亮二 [ 作者 ま ]
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人材派遣会社ASEはその道のトップレベルの人間をその適材適所に派遣している。そこでマルチドライバーとして活躍しているのが斑鳩悟である。
斑鳩はその運転に対する天才的な才能を生かし、様々な依頼をこなしていくエージェントである…が、彼の普段の姿は貧乏な高校生だ。
ASEの仕事も上司の百舌にピンハネされ(笑)一回一万円程度の報酬しか得られない。学校ではぼんやりしている印象しかない斑鳩。そのギャップが面白い。
今回はそのASEが危機に陥る。さあ、どうやってその危機を乗り越えていくことが出来るのか。
かなり好きです。
いえ、大好きです。ツボな本でした。
2006-03-21 20:34:52
美しい雲の国 松本 侑子 大野 隆司 [ 作者 ま ]
![]() | 美しい雲の国 小学館 松本 侑子, 大野 隆司 このアイテムの詳細を見る |
図書館で思い出した昔のお話。子供の頃のひと夏の思い出。
物語の中だけの女の子じゃなくて、普通の等身大の女の子のお話。
本を読み終えたらため息をついてしまう。そのため息がどういう意味を持っていたのか初めて知ったかも。
とても優しくて可愛いお話でした。安心すると言うかなんというか。
物語の思い出というよりも、何か自分の中の思い出を思い出しているような。
とってもステキでした。
けっこう好きです。






